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  • 執筆者の写真horizonsoundstaff

sonible smart:limitを導入しました



洗練された機能とデザインが特徴のオーストリアのデベロッパーsonibleから、AIを使用したsmartシリーズの最新作【smart:limit】がリリースされました。


AIを使ったマスタリングリミッターは、これまでiZotopeのOzoneを筆頭にクラウドベースのものなども含めると色々出てきましたが、それに対するsonibleの答えといった感じのプラグインに仕上がっております。


A.O.M Invisible Limiterと同等かそれ以上にクリアにリミっティングされる印象ですがサチュレーションをゼロにするとクリアで好みの音質です。もちろんサチュレーションを付加できる量は調節できます。また、低域のエンハンサーも付いていて低音の質感をコントロールできます。かなり細かく音質を追い込める仕様になっております。A.O.M Invisible Limiterでオーバーサンプリングして音量を調節するより、smart:limitで音量を調整する方が好みの音に追い込めるしCPU負荷も低くて使いやすいです。


設計思想としてダイナミクスを重視しているようです。ラウドネスノーマライゼーション (LN)が当たり前になってきた昨今のマスタリング事情に合わせた仕様です。仕様というより設計思想という方が正しいですね。縦軸にラウドネス、横軸にダイナミクスをの二次元マトリックス上に再生している曲の状態が十字マークでマッピングされます。十字マークがグリーンのエリアにあれば「問題なし」というようにガイドしてくれます。とてもわかりやすく、最終工程であるマスタリングの音質には有利に働くでしょう。



やはり目玉は、AIで設定のアドバイスをしてくれる機能です。各種ラウドネス規格に合わせて、アドバイスしてくれます。ダイナミクスを損なわずに配信や放送規格に合わせることができます。


簡易チュートリアル


オーディオを再生してラーニングを開始すると、曲を解析してAIが最適と思われる設定を提案してくれます。そのあとはパラメータを好みの音質になるまで詰めていく流れとなります。各パラメータの簡単な使い方は、以下のようになっています。


Working with the limiter controls

  • Limit line・・・Ceiling的なやつ。特に何もなければ-1.0dBのままでOK。

  • Gain line・・・ゲイン入力をコントロール。上げすぎるとダイナミクスがなくなるのでメーターで確認したりしながら調節しましょう。

  • Attack/Release・・・アタックとリリースです。Aを押すとオートリリースになります。

  • Constant gain・・・処理前後のレベルを同じにできる機能。ゲインアップのバイアスなしに比べることができます。

  • Delta・・・リミッター処理によって除去された信号成分を聴くことができます。


Sound Shaping Tools

  • Style・・・コンテンツに合わせてリミッターのスタイル(エンジン)を調節できます。

  • Saturation・・・一時ライドネスウォーで流行ったやつ。軽くかけて温かみをプラスしたり。

  • Balance・・・スペクトル・バランスを整えてくれる機能。

  • Bass Control・・・低音を強調したり引き締めたり。


僕はリミッターは、音作りなどで必要性がなければダイナミクスを損なうので使いたくないエフェクターです。ですがこれはメーターとしても秀逸でダイナミクスの確認がしやすいので重宝しそうです。(ただ、リミッターでガッツリ音圧を上げた方がいまだにお客さまの反応は良いですが)

欲を言えばディザー機能も付いていてくれれば完璧でした。

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